人は、いつも明るく元気に働き続けることができるとは限りません。時には落ち込んだりして、気分が晴れない日があるものです。
そんな状態を一日も早く乗り越えるには、いくつかのコツがあります。その一つは「腰骨を立てること」、つまり背筋を伸ばすことです。歩く時や、机に向かっている時などに、意識して背中をピーンと張るのです。
福島大学教授の白石豊氏は、プロゴルファーたちにメンタルトレーニングを指導する時、第一に、背筋を伸ばした歩き方を教えています。
こうした歩き方こぞが、「よいプレーをするために必要な集中力を持続させ、感情コントロールを容易にしてくれるから」なのです。
人間誰しも、調子がいい時には、胸を張ってさっそうと歩くもの。言い換えれば、胸を張っていると、ミスや不運を誘う心の乱れも生じにくいものです。
沈んだ心を自分の意思で明るくすることは、なかなか簡単にはいきません。だからこそ、まずは「背筋を伸ばす」という形を整えて、心を変えていきましょう。
● 今日の心がけ
背筋を伸ばしましょう
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