暑いさなか、のどをカラカラにして歩かなければならなかったのは、ひと昔も前のこと。今が、至るところに飲み物の自動販売機があります。
それらの空き容器は、回収箱に入れれば簡単にリサイクルされると思っていたＮさんは、リサイクル工場を見学して作業の大変さを知り、愕然としました。
回収袋から取り出しベルトコンベアーに載せられた容器は、種類ごとに手で分別します。ペットボトルの回収袋であっても、ビンや缶が混じっているのは当たり前。紙ごみ、タバコの吸い殻、果ては紙おむつなども流れてくるそうです。
「飲み残し」も手作業で捨てていきます。そうしないと、新しい製品に再生する加工業者に売ることができないからです。
捨てる側のちょっとした無分別が、リサイクルの作業を妨害していることを知ってＮさん。せめて飲み残しは自分で処理しようと決めました。
「これくらいならいいだろう」という自分中心の行為は、ゴミのリサイクルだけでなく、すべての妨げになるのです。
● 今日の心がけ
行動の結果を考えましょう！
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